この話は今日の昼間、つい数時間前の話だ。
どうやら今日の午前中に家電に『不要な服はないか?』といったセールス電話があったようだ。対応したのは俺の母。
まぁ最近はあちこちから、やれ光回線だ、不用品の買取だ、とくだらん電話がかかってくる。たいていは無視かガチャギリするのだが、なぜかこの日は母は「ちょっと呼んでやろう」と思ったみたいだw
というのも、少し前に3人のお兄ちゃんの不要な服を年末に捨てるべく座敷のダンボールに詰めておいてあったのだ、小学校頃からの服なので量もそれなり。
以下は母から聞いた状況だ。
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母「もしもし」
セールス(女)「お家に不要な服はありますでしょうか?」
母「不要な服?あるよ」
セールス(女)「ちょうど今日はそちらの地区を担当が廻っている。ぜひ一度買い取りの査定をさせてもらいたい」
母「子供の普段着でブランド物とかじゃないよ、査定なんていいから無料で全部持って帰ってくれ」
セールス(女)「もちろんブランドでなくて全然良い、無料引き取りはできないので査定して全部買い取る」
母「それなら来ても良いよ」
セールス(女)「では1時過ぎにお伺いします。住所は○○でお間違いないですね?」
母「間違いない」
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とだいたいこんな流れだったようだ。重要なのは、
・ブランド物はなくただの古着だ
・来るならやるから全部持って帰れ
という点。これを相手はあっさりと了承した。そして何よりも重要なのは
相手は電話している家(我が家)の住所をすでに知っている
ということ。電話中では母は一切住所の話はしていないのに、向こうから「住所は○○ですね」と確認しているところ…怖い怖い。
そして1時過ぎに相手はやってきた。軽のバンで若い男が1人。窓からのぞく俺と目があったが、チャイムも鳴らさず玄関の前に立ったまま…怪しすぎるわw
母が玄関を開けると「こんにちわ」と爽やかには入ってきた。俺はチラッと見ただけで隣室で待機。
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母「電話で約束した通りこれ全部持って帰ってね♪」
男「ちょっと見せてもらいますね」
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とまぁここからは端折るが、察するに俺がいた時点で向こうは諦めていたんだろう。向こうにとって1番美味しいのは”年寄りが1人で家にいる状態”なのだろうから。
それでも言うたね。「不要な貴金属はないか?」と
これね、電話では古着の話で貴金属の話は一切していない。『事前承諾したもの』今回でいえば古着だが、それ以外の物を勧誘するのは禁止されている。
結局、「全部引き取ると車の中がいっぱいになり他のお客さんの物が引き取れない云々…」と言いだし、その時点で母が「もういいので帰ってくれ」「もう2度と電話してこないように伝えてくれ」というとあっさりと「わかりました、失礼します」といって帰っていった。
ちなみに大阪の方から来ていると言い、会話も終始関西訛りだった。週末までこっちにいると言っていたが、あの軽のバンで本当に大阪から来たのかも怪しい。
今回は俺が在宅なのを事前に確認しているからだろうが、対応は終始普通ではあったが、やはり年寄りの1人の在宅だとリスクが高いのは間違いない。
訪問買い取りの電話は無視、ガチャ切りする!
これがベストだろう。
国民生活センター【訪問購入(訪問買い取り)のトラブルを防ぐには】
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